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清水 潤三 メッセージ

ページ番号:105226373

更新日:2022年6月1日

外科医としての技量が
試される環境で
多くの学びとやりがいを
見つけてください

外科部長(肝胆膵) 清水 潤三 医師

市立豊中病院には2004年から2011年まで勤務していました。今回で2回目の勤務となります。
当院の特徴は、急患が多いこととがんの手術症例が多いことがあげられると思います。また、ベテラン、若手ともに優秀な医師が多く集まる病院でもあります。
向上心にあふれた専攻医の研鑽と修練の場として最適な環境です。

圧倒的な手術症例から多くの経験が積める環境

肝胆膵外科は、肝臓、胆嚢、胆管、十二指腸、膵臓、脾臓などの臓器にかかわる外科的疾患を診療する分野です。当院の肝胆膵外科グループは、日本肝胆膵外科学会の高度技能医修練施設に認定されており、高度技能指導医1名、高度技能専門医1名を含む卒後10年以上の専属スタッフ3名が、肝胆膵領域の疾患を担当しています。

2018年の当グループの手術件数は合計約350件。うち、難治がんの代表といわれる肝臓・胆道・膵臓の悪性腫瘍の手術は、年間肝切除が約60例、膵切除が約40例と数多く行っています。さらに腹腔鏡下手術の基本となる胆嚢摘出術の症例数は年間250例と、日本でも有数の手術数を誇ります。今後も患者さんの負担の少ない低侵襲手術の適応範囲を広げ、症例数を拡大させていきたいと考えています。

専攻医のときに数多くの腹腔鏡下手術を経験することは、技術の向上にとても大切です。手術技術は手術経験に大きく左右されますので、侵襲度の低い安全な手術を学ぶという点で手術症例の多い当院は、専攻医にとって非常にメリットの多い施設であると考えられます。治療難易度の高い疾患から身近な疾患まで、幅広い症例を通じて治療経験や執刀経験を大いに積んでいただきたいと思います。

困難を克服することで得られる大きなやりがい

私の研修医時代は、昼も夜もとにかく一日中働いていたという記憶があります。寝言で「コッヘル!」(手術器具)と叫んでいたと家族に言われたことも。多忙を極めた期間ではありましたが、そのときの経験は間違いなく今に生きています。ぜひ、心身ともに充実し多くのことが吸収できるこの時期に、その後の医師人生を豊かにする手がかりを見つけていただきたいと思います。

肝胆膵外科は、ご存知の通り、他の消化器悪性腫瘍の手術と比べて難易度の高い手術が多く、比較的細い血管の再建など高い技術が必要な分野。外科医の技術や力量によって治療成績に差異が生じることもあります。だからこそ、取り組み甲斐のある領域といえます。

しかし、難治がんといえども、この10年間で肝胆膵領域の悪性腫瘍手術の治療成績は明らかによくなっています。自分自身の持てる技術を駆使して患者さんを治癒に導き、元気になって帰っていく姿を目にすることは、外科医としてこの上ない喜びを感じる瞬間でもあります。医学は、困難を克服することで発展するもの。わずかな進歩であっても、医学の発展に寄与しているという実感がやりがいにつながっていくのではないでしょうか。使命感にあふれ高いモチベーションを持つ専攻医の皆さんが、肝胆膵外科の門を叩いてくれることを期待しています。

患者さんの安全性と若手医師の技術向上を両立するのが指導医の役目

当院の特徴は、急患が多いこととがんの手術症例が多いことが挙げられます。生命の危機に瀕した緊急性の高い患者さんの診療に当たる機会も多く、外科医としての判断力や手腕が試される場面も少なくありません。この環境は、専攻医に必ずや多くの経験と学びをもたらしてくれるはずです。

私たち指導医の役目は、患者さんの安全性と若手医師の技術向上を両立させること。手術手技は一朝一夕に身に着くものではないため、まずは難易度の低い鼠径ヘルニア手術や虫垂切除術などからスタートし、腹腔鏡下胆嚢摘出術、肝部分切除術、腹腔鏡下肝切除術など段階的にレベルアップしながら難易度の高い手術にもトライしてもらえる機会を提供したいと考えています。

また、当グループでは、関係診療科との密な連携によりチーム医療を推進し、外科手術だけでなく、抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療をうまく組み合わせた集学的治療を行い、難治がんに強みを発揮しています。診療科の垣根を越えて、専攻医がカンファレンスや日々の診療の中で、各分野の専門医師やメディカルスタッフに気軽に相談できる体制がつくられていることも非常に心強いことだと思います。

市立豊中病院は、学びたい意欲のある人には最適な研修病院です。モノレールの柴原駅と直結しているので交通の便がよく、大阪市内で行われる研究会や学会などにも非常に参加がしやすいという地理的メリットもあります。臨床に限らず、学術活動にもぜひ積極的に取り組んでほしいと思います。優秀な医師が多く集まる当院で、多くの専攻医仲間とともに医師としての土台をここで作り上げてください。

その他メッセージ

岩澤 卓

副院長 兼 外科主任部長(呼吸器)兼 教育研修センター長

今村 博司

医務局長 兼 外科主任部長(胃・食道) 兼 消化器外科部長 兼 がん診療部副部長

赤木 謙三

外科部長(乳腺)

池永 雅一

外科部長(大腸)

江崎 さゆり(2017~2021在籍)

医員

藤本 直斗(2018~2021在籍)

医員

藤川 馨(2019~2021在籍)

専攻医(後期臨床研修医)

募集に関するお問い合わせ

お問い合わせ先

研修実務担当者:岩澤卓(外科主任部長):
iwazawa@chp.toyonaka.osaka.jp
病院総務課 職員係 臨床研修担当:
hjinji@city.toyonaka.osaka.jp
TEL:06-6843-0101(代表)
FAX:06-6858-3531(代表)

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市立豊中病院

〒560-8565 大阪府豊中市柴原町4丁目14番1号
電話番号
06-6843-0101(代表)

受付時間

午前8時30分~午前11時

休診日

土曜・日曜・祝日および年末年始
(12月29日~1月3日)

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卒後臨床研修評価機構認定病院
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