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藤本 直斗 メッセージ

ページ番号:340391133

更新日:2022年6月1日

多彩な症例が診られ、
多くの執刀機会が得られる
そんな恵まれた環境で、
自分の能力を高めませんか

医員 藤本 直斗 医師(2018~2021在籍)

救急で運ばれてきた患者さんが手術で治り、元気に退院される際の「ありがとう」という言葉。また、不安そうな様子のがん患者さんに、手術後「腫瘍はすべて取り切りました」と伝えたときの安堵の表情。
そういった一つひとつにふれるとき、外科医としてのやりがいが胸にこみ上げてきます。
手が動くかぎり、目が見えるかぎり、手術ができる環境でずっと仕事をしたいと思いながら、充実した研修生活を送っています。

中学時代の手術がきっかけで、医師に対するあこがれを抱くように

子どもの頃から、手術で人を救う外科医には漠然としたあこがれがありました。それが明確になったのは、サッカーに夢中だった中学時代。脚に痛みを感じて、整形外科を受診したところ、オーバーワークによる離断性骨軟骨炎と診断されました。幸い軽症だったため、手術、リハビリを経て順調に回復。再び大好きなサッカーができるようになりました。そのとき感じたのは「お医者さんってすごい、かっこいい、頼りになる!」ということ。中学生にとって手術というのは大きな経験ですが、麻酔を受けて、目覚めたら手術が終わっていたというあの衝撃は今でもありありと覚えています。

外科医になるために医学部を受験しました。外科医にこだわったのは、子どもの頃からのあこがれと自分の手で患者さんを治したいという気持ちがあったから。大学卒業後、初期研修で市立豊中病院に。大阪大学附属病院の専攻医プログラムとして消化器外科で1年間研修を受けた後、再び豊中病院に戻り、現在、専攻医3年目を迎えました。

私は、消化器の上部・下部、肝胆膵、心臓、乳腺外科、呼吸器、小児外科など全外科疾患を扱っている病院で研修を受けようと決めていました。その条件に合っていたのが、市立豊中病院。各分野の専門医が所属して専門的な外科医療を実践していることから密度の濃い研修が受けられると思い、初期研修からお世話になることにしました。また、豊中市は私の出身地で実家が近いことから、この地域の環境の良さや住みやすさもよく知っています。そうしたことも当院を選ぶ決め手のひとつになりました。

末期がん患者の治療経験から医者の役割を再認識

初期研修のとき、血液内科ですでに骨髄に転移のある末期がんの患者さんを担当しました。当時、私はまだ研修医1年目。なかなか自分では治療方針が決められずに迷い悩んでいたところ、指導医の先生にすべての場面で先手を打たれてしまい、自分の無力さを痛感した経験があります。余命少ない患者さんとそのご家族への寄り添い方や、痛みを緩和しながら治療していく方法など、指導医の立ち居振る舞いから多くのことを学びました。

このような経験を通じて、私が臨床で心がけるようになったことは、「お医者様」にならないこと。患者さんにとって医師は絶対的な存在ではなく、対等な人間なのです。病を抱えている人は、不安で孤独な状況にあり、中には治癒に導けない場合もあります。安心感や心の安らぎを与えることも医師の務めと考え、患者さんの暗くて不安な気持ちをできるだけほぐしてあげようという気持ちでいつも接しています。外科での経験の数々はどれも新鮮で、医師としてのやりがいに満ちています。

臨床業務、学術活動の両面で満足度の高い研修が受けられる

当院の特徴は、大阪府下でも外科の手術症例数が非常に多く、稀有な疾患からコモンディジーズまで幅広い症例が経験できることです。大学病院のように専門性の高い手術ばかりを行うということもないので、早くから研修医が執刀できる機会も多く、5年目ともなると虫垂炎や胆のう摘出などは、ほぼ専攻医が担当します。指導医の手厚いサポートのもと、大きな手術で術者に任命されることもあります。私自身、まだ経験が浅く、術中に手が止まったり迷ったりするようなこともありますが、自分の意向を伝えると同意して手を貸してくれたり、的確なアドバイスによって導いてもらえます。

研修医に対しては、論文投稿や学会発表などの学術活動も積極的に行うように推奨されます。指導医による手厚いサポートもあり、さまざまなアドバイスが受けられるのはとてもありがたいことです。また、専攻医が多いため仕事の分担ができ、空いた時間を学術活動に割くことができるのも大きなポイント。そのおかげか、私は複数回学会に参加することができました。

臨床と同時に学術活動も並行して行うことで医師としての視野が広がっていきます。このように、手技や診断・治療などの技術向上と、医学そのものに対する探求心の醸成という両面を磨くことができるのも当院の魅力ではないでしょうか。市立豊中病院の外科に少しでも興味を持たれましたら、ぜひ一度見学にお越しください。私たちと一緒に外科医の道を究めていきましょう。

その他メッセージ

岩澤 卓

副院長 兼 外科主任部長(呼吸器)兼 教育研修センター長

今村 博司

医務局長 兼 外科主任部長(胃・食道) 兼 消化器外科部長 兼 がん診療部副部長

赤木 謙三

外科部長(乳腺)

清水 潤三

外科部長(肝胆膵)

池永 雅一

外科部長(大腸)

江崎 さゆり(2017~2021在籍)

医員

藤川 馨(2019~2021在籍)

専攻医(後期臨床研修医)

募集に関するお問い合わせ

お問い合わせ先

研修実務担当者:岩澤卓(外科主任部長):
iwazawa@chp.toyonaka.osaka.jp
病院総務課 職員係 臨床研修担当:
hjinji@city.toyonaka.osaka.jp
TEL:06-6843-0101(代表)
FAX:06-6858-3531(代表)

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市立豊中病院

〒560-8565 大阪府豊中市柴原町4丁目14番1号
電話番号
06-6843-0101(代表)

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休診日

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