病院紹介:市立豊中病院について

市立豊中病院広報誌 病院だより No.51(令和元年12月発行)

からだに負担の少ない最新手術
内視鏡手術およびロボット支援手術

患者さんに安心して手術を受けていただくために

手術は「こわい」「痛そう」「できれば受けたくない」と思われる方がほとんどだと思います。市立豊中病院では、患者さんやご家族に安心して手術を受けていただけるよう、からだに負担の少ない内視鏡手術を積極的に実施するとともに、手術前から手術後まで、多くの専門スタッフによるサポートを行っています。

入院から退院まで

  1. 外来診察
  2. 手術治療
  3. 術後のケア
  4. 退院サポート
【1 外来診察】
患者さん一人ひとりに合った治療計画を提案

手術を受ける患者さんの立場に立って医師、看護師、ソーシャルワーカーをはじめ、さまざまな専門の医療スタッフが共同で作成した治療計画を提案し、手術前準備を進めていきます。手術への不安や療養のご相談など、担当の専門スタッフが伺い、安心して手術を受けていただける環境づくりを進めています。

【2 手術治療】
からだに負担の少ない内視鏡手術とは
内視鏡手術の特徴

当院では、従来からのおなかを大きく切開する開腹手術だけではなく、内視鏡手術も積極的に実施しています。内視鏡手術はおなかを炭酸ガスでふくらませ、小さなキズから入れたカメラで観察しながら、鉗子かんしなどの道具を使って行う手術です。傷口が小さく、開腹手術に比べ、術後の痛みや出血量が少ないなどの利点があります。また最近では整容性に優れたへそのキズだけで行う。単孔式手術たんこうしきしゅじゅつも行っています。

対象となる術式
  • 肺切除術はいせつじょじゅつ
  • 胃切除術いせつじょじゅつ
  • 大腸切除術だいちょうせつじょじゅつ
  • 肝切除術かんせつじょじゅつ
  • 脾臓切除術ひぞうせつじょじゅつ
  • 小腸切除術しょうちょうせつじょじゅつ
  • 胆嚢摘出術たんのうてきしゅつじゅつ
  • 虫垂切除術ちゅうすいせつじょじゅつ
  • へそヘルニア手術
  • 鼡径そけいヘルニア修復術
「ダヴィンチ」を活用したロボット支援手術の実施

「ダヴィンチ」は内視鏡手術を支援するロボットで、当院では最新のダヴィンチXiを導入しています。従来の内視鏡手術は2次元の映像を見ながら手術を行いますが、ダヴィンチでは、3D画像で立体的におなかの中を見ることができます。

また、手術器具は人間の手のように自在に関節を曲げることができ、手振れも補正されるため、安全かつ緻密な手術操作を行うことができます。胃がん手術では、手術合併症を大幅に減らせることが臨床試験によって証明されました。直腸がん手術も同様に、手術合併症である排尿障害、性機能障害を最小限にとどめる可能性があります。

【3 術後のケア】
チーム医療で全力サポート

手術後は、24診療科の経験豊富な専門医による治療に加え、看護師や薬剤師など、さまざまな医療職が専門的な知識や技術、経験によって培われたノウハウを結集して、早期回復を全力でサポートしています。

【4 退院サポート】
地域での生活を支える医療の提供

当院は、日頃から患者さんのかかりつけ医を訪問するなど、円滑な連携体制づくりに取り組んでいます。当院での診断結果、診療経過の情報共有を図り、特に各種がんの術後は、地域連携パスを用いてかかりつけ医とともに継続的な診療を行い、地域で安心して暮らしていただけるよう支援しています。

※「地域連携パス」…複数の診療にあたる医療機関等が、診療に関する情報を共有し、治療するシステム。

当院での治療を希望される場合は、地域の医療機関にご相談ください。

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