市立豊中病院

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小児科-【豆知識】食べれば食べるほど痩せる?

小児科 | 【豆知識】食べれば食べるほど痩せる?

2014年11月14日

ダイエットは人類にとって永遠のテーマであり、多くの人は出来れば楽をしてダイエットしたいと考えています。
近年、肥満は小児においても増加傾向であり、小児期の肥満の約80%は成人肥満につながるといわれています。したがって肥満の小児は生活習慣病患者の予備軍といえます。
小児期に肥満にならないようにすることが重要です。
たくさん食べれば太ることはだれでも知っていると思いますが、1日あたり同じ量を少ない回数に分けて食べるのと、多くの回数に分けて食べるのとではどちらが太りやすいのかというのが今回のテーマです。

イメージ画像成人においてはこれまでいくつもの研究が行われており、食事回数が多いほど肥満が少なくなることが報告されています。
小児は活動するのに必要なカロリーに加えて成長するためのカロリーが必要であり、成人の研究結果をそのまま小児にあてはめるわけにはいきません。
最近、小児において食事回数と肥満との関係についての研究報告を見つけましたので紹介します。
この報告はPediatricsという雑誌の2013年5月号に掲載されています。
この研究はメタアナリシスといって、過去に報告された複数の研究データを解析するやり方で行われており、対象は2歳から19歳の小児期または思春期です。この研究結果によると小児や思春期でも成人と同様に食事回数を増やしたほうが肥満になる率が減ることがわかりました。小児も大人も少量の食事を頻回に食べることがダイエットに有効であるようです。

これらの研究データではおやつも食事としてみなされているので、やはり適度におやつを食べることもダイエットに有効といえるかもしれません。
しかし食事回数が増えることで歯の健康が損なわれるなどといった別の弊害が出てくる可能性もありますので、あまり食事回数を増やすのは考えものです。
やはり1日に最低3回は食事をとるよう心がけることが大事だと思います。
また、食事の回数を増やすことで1日の総食事量が増えてしまえば何の意味もありませんのでくれぐれもご注意ください。

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