市立豊中病院

診療科案内

t-PA治療とは?

脳梗塞の多くは血栓が脳の血管に詰まり脳細胞が壊死状態となります。そこで血栓を溶かし、血流を回復させる治療が行われます。t-PAは平成17年10月に保険適用が認められた血栓を溶かす薬のことです。

t-PAの治療効果は高く、発症後4.5時間以内の使用で、後遺症の程度を軽減することが可能です。しかし、全身に作用するため、他に出血しやすい場所があると、血管が血流の圧力に耐えきれず、破れて出血することがあります。そのため、t-PAの使用に際しては、十分な検討を行い使用基準を満たす患者さんにのみ用いられています。

t-PA治療は、発症から投与までの時間が短ければ短いほど有効性が高まります。米国臨床試験の1995年(平成7年)実施データによると、脳梗塞から3ヶ月後の回復率(後遺症なし・後遺症ごく軽微)は、t-PA投与は39パーセント、t-PA非投与は26パーセントです。

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