市立豊中病院

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乳腺・内分泌外科-【豆知識】甲状腺がん

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【豆知識】甲状腺がん

イメージ画像甲状腺は、喉仏の下にあり、チョウが羽を広げたような形の臓器で、海藻などに多く含まれるヨードを取り込み、甲状腺ホルモンを作って分泌しています。

甲状腺ホルモンは、全身の細胞の新陳代謝に関与しています。手を当てて触っても、通常は何も触れないこの部分にしこりが生じた場合、甲状腺がんの可能性があります。
がんを発症しても、自覚症状がない場合もありますが、首のリンパ節が腫れたり、声がかすれたりといった症状が現れることもあります。
疑いがある場合は、まず超音波検査を行い、必要に応じて細い注射針を用いた細胞検査を行います。

甲状腺がんの中でも最も頻度が高い「乳頭がん」と呼ばれるがんは、ほとんどの場合、細胞検査にて診断が可能です。CT検査などで病気の進み具合を調べた上で、手術などの治療を行います。乳頭がんは10年生存率が90%以上とされ、他のがんに比べて、術後の経過が比較的良いとされています。
がん研究振興財団によると、全国では年間約10,000人が甲状腺がんと診断されており、男女比1:4で女性に多いという結果になっています。原因は不明で予防策はありませんが、放射線被爆が危険因子であること、一部には遺伝も関係することが報告されています。しこりや声がかれるような兆候があれば、かかりつけ医に相談をした上で、当科を受診して下さい。

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