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岩澤 卓 メッセージ

ページ番号:314351735

更新日:2022年6月1日

指摘をもらえるのは今だけ。貪欲に吸収し自分で考える姿勢を!

副院長 兼 外科主任部長(呼吸器)兼 教育研修センター長 岩澤 卓 医師

当院に来るまでの10数年間、消化器外科と呼吸器外科に並行して携わってきました。
専門性が求められる時代だからこそ、異分野で学んだことが視野を広くし、他の医師にない特徴につながるのだと実感しています。
若い医師の皆さんにも、バランスの取れた総合病院である市立豊中病院で、さまざまな経験を積んでいただきたいと思います。

患者を完治に導くことができる外科医に興味

医学の道へ進むことを決めたのは高校生の時です。理系志望だった私に、「医者になりたかった」という父が医学部進学を勧めてくれました。血を見るのが苦手だったので、私も周囲も「外科はない」と思っていたのですが、実習を経験するうちに苦手意識が払拭され、気持ちが変わっていったのです。

私が学生だった頃、外科医は医者の中でも花形的な存在でした。オールマイティな知識と技術が得られるというイメージもあり、もし内科など別の科に移るとしても、外科を経験しておけば選択肢の幅が広がるのではと考えました。また、「自分の手で患者を完治に導くことができる」という点では、他の科に勝る魅力があると感じていました。

研修1年目は大学の附属病院で、2年目から4年目までは伊丹市内の一般病院で過ごしましたが、仕事量が多くてしんどかったことが記憶に残っています。上司の先生が食道がんの権威だったことに感化され、研修を終えた後の6年間は胃や食道など消化器を中心とした研究に打ち込みました。

ところが、留学先のアメリカで研究を続けていたとき、外科の大先輩が私を訪ねてこられて、「呼吸器をやってみてはどうか」とおっしゃったのです。消化器外科は患者さんの数も多いですが、携わる医師の数も多く、埋もれてしまいそうな閉塞感を覚えることがありました。胃がんのエキスパートである先輩の助言は重く響き、帰国後は消化器に加えて呼吸器にも領域を広げて働くようになりました。そして、2009年に市立豊中病院に来てからは、呼吸器外科に分野を絞って働いています。

術前・術後の管理も含めて幅広い経験ができる

医師から見た豊中病院の最大の魅力は、バランスのとれた総合病院であることだと思います。規模では大学病院に劣るかもしれませんが、ほとんどの科が揃っており、集中治療室や透析室など全身管理の出来る設備環境と人材が整っています。高齢社会における外科診療は、どうしても合併症をもった患者さんの手術が多くなりますが、そうした困難な症例に対してもしっかりと術前・術後の管理が出来る体制になっています。

とくに研修医のうちは、あまり専門分野を絞り込まず、さまざまな症例に当たって、いろいろな事を幅広く吸収すべき時期ですので、オペ数の多い豊中病院で経験を積めることは、後々の自分のためになるでしょう。おそらく、他の病院に比べると仕事量は多いでしょうが、ある程度の野心というか向上心を持っている人にとっては、やり甲斐のある現場だと思います。もちろん、経験が浅い分だけ緊張もするでしょうが、精神面でのサポートは惜しみませんので、「自分で考えること」や「貪欲に吸収すること」に力を注ぎ、将来進むべき道を決める手がかりをつかんでください。

ライバルであり仲間でもある同期の存在は心強い

もちろん、私が専門とする呼吸器外科に興味を寄せてくれる人がいれば、大歓迎です。消化器外科などに比べてマイナーな分野であることは否めませんが、診断技術の発達や地域の高齢化によってオペの件数は増加傾向にありますし、胸腔鏡手術の精度も上がってきています。また、術後の立ち上がりが比較的早いことが多く、患者さんが元気になられる姿を目にすることは大きな喜びやモチベーションにつながっています。

後期研修医(レジデント)の受け入れを積極的に行っており、必ず同期がいるというのも心強いでしょうね。「先輩医師に劣るのは許せても、同期には負けたくない!」と、競争心を燃やす人も少なくありません。ライバルであると同時に、悩んだときに気軽に相談できる仲間でもあると思います。

また、私たちスタッフとも毎朝顔を合わせる時間がありますし、科の垣根や上下関係を必要以上に気にすることなく過ごせるアットホームな職場です。経験を積めば積むほど、「指摘してもらえる」チャンスは減ってしまうもの。この時期だからこそ出来る挑戦をし、外科医としての自分の将来に生かしてください。

その他メッセージ

今村 博司

医務局長 兼 外科主任部長(胃・食道) 兼 消化器外科部長 兼 がん診療部副部長

赤木 謙三

外科部長(乳腺)

清水 潤三

外科部長(肝胆膵)

池永 雅一

外科部長(大腸)

江崎 さゆり(2017~2021在籍)

医員

藤本 直斗(2018~2021在籍)

医員

藤川 馨(2019~2021在籍)

専攻医(後期臨床研修医)

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お問い合わせ先

研修実務担当者:岩澤卓(外科主任部長):
iwazawa@chp.toyonaka.osaka.jp
病院総務課 職員係 臨床研修担当:
hjinji@city.toyonaka.osaka.jp
TEL:06-6843-0101(代表)
FAX:06-6858-3531(代表)

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