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本田 絢子 メッセージ

ページ番号:676888417

更新日:2020年6月10日

麻酔科医として幅広い診療に従事しながら子どもとの時間も大切にできる
女性医師にとっては理想的な職場環境です

麻酔科 医員 本田 絢子 医師

市立豊中病院は、育児中の医師に働きやすい環境を提供してくれるだけでなく、高いキャリアを目指せる職場。
医師としてのレベルアップをあきらめず、ライフステージに合わせて自分のペースで成長していきましょう。

自分の興味とライフスタイルニーズが重なった麻酔科へ

開業医だった祖父の姿を間近で見て育ち、誰に言われるまでもなく、自然と医師を目指すように。その祖父が肺がんで亡くなる直前、意識が朦朧とする中、うわごとで患者さんに話しかけている姿を目にしました。最後まで医師としてのプライドを持ち、医師人生を全うして逝った祖父の姿の感銘を受け、医師になるという志をことさら強くしました。

麻酔科に興味を持ったのは、初期研修医時代。勤務していた病院が急性期病院であったこともあり、緊急の症例を診ることも多く、そんなときに麻酔科の面白さを知りました。初期研修医でもあるにもかかわらず、任せてもらえることが多かったことも理由のひとつ。今にして考えると、少なからずリスクを伴っていたとは思いますが、とてもやりがいのある科だと感じていました。

麻酔医として心がけていることは、「Do No Harm(患者さんに害を加えないこと)」。患者さんに不快な思いをさせないこと、歯牙損傷などの合併症を起こさないことはもちろんですが、血圧や心拍数など、できる限り平常時に近い状態を維持しながら、安全第一を考えた全身管理を行っています。患者さんが麻酔から醒めたときに「いつの間に終わったの?」といわれるほど苦痛のない状態を提供できると、適切な麻酔管理ができたと大きな達成感を感じます。

子育て世代の女性医師へのサポート体制が充実

後期研修1年目に同じ病院で医師をしていた夫と結婚し、翌年に第一子を授かりました。夫は、心臓内科系集中治療室(CCU)勤務ということもあり、私が家庭や子育てにより多くの時間が割けるよう、オン・オフの区別がつけやすい麻酔科を選択することに。興味のあった麻酔科が自分のライフスタイルに合致していたことは幸いでした。当時の勤務先は、子育て中の女性医師が働く環境がまだ整備されていなかったため、一旦退職し、「ママ麻酔科医制度」のある大阪大学病院へ。そこで仕事をしながら第二子を出産しました。平成30年3月から、ここ市立豊中病院で麻酔科医としてのキャリアアップを目指しながら、家事や育児にも注力し、忙しくも充実した毎日を過ごしています。

麻酔科の良いところは、産休や育休のようなブランクがあっても、職場復帰がしやすいところ。特に当院は、時短勤務などフレキシブルな働き方ができ、仕事と家庭生活のメリハリをつけやすいのが魅力です。一度病院から出ると問合せや呼び出しもなく、「あの患者さん今、どういう状況だろう」といった心の制約がなく、帰宅すれば仕事を忘れて育児や家事に専念できます。

手術の難易度や進行具合によって、定時に終わらない場合もありますが、「早く子どものところへ帰ってあげなさい」と他の先生方が快く代わってくださることも日常。周囲の理解の深さに感謝するばかりです。また、参観日や発表会といった子どもの行事に合わせて出勤日や出勤時間を調整できるのもありがたいことです。

復帰後のキャリア再構築がスムーズ

麻酔科は、良くも悪くも手技が確立されている分野。結婚や出産、育児などのライフイベントによるキャリアの中断が復帰の足かせになることが少ないといえます。当然、各々のキャッチアップも必要ですが、現場復帰後はキャリアの再構築が比較的容易で、スムーズに第一線で活躍できるようになります。

さらに当院は、地域の中核病院としてさまざまな症例を受け入れ、高度で専門性の高い領域の治療も行っているため、子育てしながらでもキャリアアップが叶います。近年急速に普及しつつある超音波ガイド下末梢神経ブロック療法を使用した症例に精通する高田部長をはじめ、卓越した技術を持つスペシャリストが数多く活躍しており、その技術を身近で学び、自分のものにできることも大きなチャンスだと思います。

当院は、医師としての自分の可能性をあきらめたくないと思う私にとってはこれ以上ないほど理想的な職場。今は、仕事に費やせる時間が限られているため、成長の速度はゆっくりかもしれませんが、いずれは多くの人の役に立てる、そして後進に自分の知識や技術を還元できる医師となれるよう経験を重ねていきたいですね。

院内には保育園、近隣には病児保育室もあり、女性の働きやすい環境が整っています。子どもとの時間を大切にしたいママドクターも大いに活躍できるでしょう。麻酔科医として幅広い診療に従事したいという意欲のある人にも最適です。私たちと一緒に、さらなる高みを目指して頑張りませんか。

募集に関するお問い合わせ

お問い合わせ

豊中市柴原町4丁目14番1号
市立豊中病院 事務局 病院総務課 職員係
06-6843-0101 (内線3474)
E-mail:hjinji@city.toyonaka.osaka.jp

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