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市立豊中病院公式ブログ「病院長のつれづれ日記」

日本の医療制度について

2012年5月22日

こんにちは、市立豊中病院 病院長 片桐修一です。

このたびこのホームページでブログを始めることに致しました。
医療やその折々の話題について書いていきたいと思いますので、時間のある方はお付き合いください。私ばかりではあきられるといけませんので、時々当院のメンバーから選んだゲストにも書いてもらう予定です。

第一回は「日本の医療制度について」と大上段に振りかぶってみました。
日本の医療の特徴をご存知ですか?「国民皆保険」、「現物給付」、「フリーアクセス」の三つです。

「国民皆保険」は1961年に始まりました。
世界にも類をみない貴重な制度です。大袈裟に言えば日本の宝と言っても良いと思います。
まずは、「誰でも医療が受けられる」というしくみこそが第一ですから。これこそ世界に誇るセイフティ・ネット、と思います。

「現物給付」というのは医療を受けるにあたって、患者さんは定められた自己負担分のみを支払うだけで医療を受けることができる、ということです。先に全額を支払って、あとで返金されるのではありません。
また自己負担分が高額になった場合は、一定の限度額以上は後日返還される制度があります。詳細についてはご遠慮なく医事課の担当者にお尋ねください。

「フリーアクセス」というのは、どなたでも、原則としてどこの医療機関でも好きなところを受診できる、という制度です。
欧米では一旦定められた家庭医を通さないと病院には受診できないようになっている国も少なくありません。
患者さんの側からみると、敷居が低くなっているので安心ですね。でも一方では大規模病院に患者さんが集中して待ち時間は長くなり、お一人あたりの診療時間が短くなる傾向があるのも事実です。

イメージ図

やはり形としてはいわゆる「かかりつけ医」をもって頂くことが一番良いかと思います。最近は、かかりつけ医となる診療所から病院への紹介システムはすごく整備されてきていますので、効率良く最善最良の診療に結びつくのではないかと思います。

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